自己の内面を照らし出し、客観化して描く自照文学の最初の作品 最初の女流日記文学
成立 974年以後まもなくか?
作者 藤原道綱母
内容・構成
上巻 藤原兼家と結婚した15年間
父の陸奥赴任、道綱誕生、町の小路の女への嫉妬、母の死などが書かれている
兼家と結婚し、道綱が生まれるが、
兼家が「町の小路の女」という愛人を作ったので苦しむと言う内容
中巻 3年間
作者の病気、賭弓(のりゆみ)での道綱の勝利、唐崎の祓え、石山詣でなど
兼家とはますます疎遠になり、出家を決意したりする内容
下巻 3年間
自己を内省する澄んだ境地で、兼家を客観的に眺め諦観を含んだ心象が
身辺雑記的に記される
兼家も訪れなくなり、愛情を一子道綱にそそぐという内容