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生命のサイクルの輪の臓器移植


ドミノ移植

▽臓器移植手術のひとつの方法で、移植を受けた人から取り出した臓器をさらに別の患者に移植する手術で臓器提供者不足の中でのドミノ肝移植は1995年、ポルトガルで第1例が実施され、今では有効な医療となっていています。
ほかに、肺の悪い患者に対して、手術方法の都合で心臓と肺を同時に移植し、摘出された健康な心臓を、別の心臓病患者に移植する例があります。
▽ドミノ移植はFAP(アミロイド・ポリ・ニューロパシー)厚生省指定の特定疾患(難病)「アミロイドーシス」の一形態で特有の線維構造を持つタンパク質アミロイドが細胞外に沈着する原因不明の代謝病で、主として末しょう神経と自律神経に高度の沈着と障害が起こるものを指す)の進行を阻止するためと、肝臓がんなど重病の患者を一時的に救うため、3人の間で二つの生体肝移植を玉突き的に行う臓器移植手術です。スウェーデンなど海外で実施例があり、脳死臓器移植法ができていながら臓器提供が少ない国内で、臓器提供者(ドナー)を待つ肝臓病患者の治療に一つの可能性を示すもの、と注目されています。しかし一方で患者の臓器を移植する「橋渡し的治療」に倫理的な側面からの問題点を指摘する声もあり、論議されています。
▽分割肝移植
一人の肝臓を左右二つに分け、二人の患者に移植する方法。欧米では、脳死者から提供された肝臓を使い、分割した肝臓の一方は乳幼児に移植するのが原則とされる。乳幼児への移植では、提供された肝臓を小さく切り取る必要があるため、残りを別の人に移植します。


**01年**

月日
ドミノ肝移植手術

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